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水晶式水位計点検

もうすぐ九州北部も梅雨入りしそうですね。じめじめした、嫌な天気が続くと思うと、
『ブルー』な気持ちになります。
 さて、私はというと、機器の保守点検・設置等であちらこちらに飛んでいます。今回、出水期前に某ダム周辺に設置されている水晶式水位計の保守点検に行ってきました。前日までの雨で水位が心配でしたが、思っていたより水位上昇もなく、天候も良く、保守点検日よりでした。
 検出器保護管から水晶式水位計検出器を引あげ、外観点検・清掃を行い、長さ2m・直径100φ程度の塩ビに検出器を入れ、塩ビの中に水を注入し、その時の水位変動と表示器の値が正常にあっているか確認を行いました。変換器も表示部だけではなく、測定条件の設定内容・外部出力の確認等を行います。このあと、検出器を保護管にもどし、量水標(実際の水位)と変換器の水位を比較し点検完了です。
 
     保護管     発信器1
          発信器保護管                    発信器
 
 保守点検完了後、ダムを見わたすと、ダム水面より噴水が上がっていました。周りの緑とマッチし、とても気持ちが良く印象的でした。この噴水は、高さ35m程度上がり、夜には、ライトアップされるらしく、又これは、貯水池循環装置といい、植物プランクトンを抑制するための装置で、ダムの景観作りにも役だっているそうです。まさに、一石二鳥ですね。【スタッフM・K】

                   発信器2

|2011/06/01|スタッフ
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