うっとうしい梅雨の合間、紫陽花、菖蒲、水色や紫の花々が目を楽しませてくれます。
この季節になると洪水時の流量の観測をするのに、浮子や量水標がよくでます。
量水票は河川の見やすい場所に固定し、水位を測るのに使用します。
目盛がはいっているので誰でも目視できます。
浮子は、流量観測に使用します。
ある一定間の距離を定め、浮子を投下し、その定めた距離を浮子が通過した時間を、
ストップウオッチではかり流速をだします。
流速と河川の断面積から流量を算出します。
最終的には河川の水位(水位計や量水標)との関係により
その洪水の大きさを知る事が出来、また水位から予測できるようになります。
高水観測は人々の生活を守るのに大切な仕事です。
雨の中、私も何度か観測に参加しました。
浮子の上部には目できちんと追えるよう、昼間は赤棒や赤旗をつけたり、
夜間は、サイリュウムをつけます。
投下した浮子は、回収しません。
水中に生息する微生物によって完全分解されます。
また浮子で追えない場所の観測では、流速計を使用しました。
流速計は各種レンタルをしています。
どうぞお問い合わせ下さい。
◆量水標 設置も勿論行います!
◆浮子投下状況写真